土地や新築注文住宅の価格が高騰している昨今、中古物件を購入してリフォームやリノベーションをする人が増えています。
最近のリノベーション事情とは?トヨタホーム&LiFE株式会社が手掛けた昭和区滝子町のリノベーション物件にて、
リフォーム営業部の川瀬さんにお話を伺いました。
「中古物件×リノベーションが、“一つの選択肢”として存在感のある時代へ」
トヨタホーム&LiFE株式会社 リフォーム営業部
川瀬孝治さん
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まずは、こちらの物件について詳しく教えてください
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こちらは、マンションリノベーションの新しいお客様を獲得するための、いわゆるモデルルームとして、
私たちで工事を行い、しつらえを施し、運営をしています。これまでの私たちは三河地方を中心に活動してきましたが、新しく名古屋エリアでマンションリノベーションのシェアを取っていくための拠点として、こちらを開設しました。名古屋は競合他社も非常に多いエリアですので、他社との差別化ができるよう、トレンドの配色や設備を取り入れ、SNSからの集客も見越して空間デザインにはかなりこだわっています。画面越しでもパッと目を引くような“映える”要素もふんだんに取り入れました。
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こちらの物件はモデルルームという立ち位置なのでしょうか?
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実際にお客様が購入されるマンションを想定して、実際に人が住むリアルさを兼ね備えている
“現実的なモデルルーム”といったところでしょうか。これまで私たちが経験してきたマンションリノベーションにおいて、ここが不満だった、使いにくかったというお客様の声を解消する提案をたくさん盛り込んでいます。
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具体的に工夫したポイント、物件の見どころを教えてください
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例えば、玄関に土間を広く取っています。
マンションはどうしても、荷物を持って帰ってきたら、とりあえず中に入り込まなければいけないというストレスがありますよね。そこが狭いと窮屈さを感じてしまうので、土間を広げて、さらに土間収納(シューズインクローゼット)を設けました。
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確かに、玄関が広いと印象が全然違いますね。廊下も少し広く感じます。
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実は、廊下の幅をあえて20cmほど広げて作っています。
玄関の印象によって部屋全体の広さの感じ方も変わってくるため、あえて少し広めの設計にしました。元々は3LDKだった間取りを、もう一部屋をリビングに取り込む形で2LDKへと変更しています。
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以前は和室だった場所が寝室になっているんですね。
しかも、壁ではなくガラスで仕切られているのがオシャレです。 -
元々はふすまで仕切られた一般的な和室でしたが、今回は“ワンフロア生活”の一例として寝室にリプレイスしました。
あえてガラスにしているのは、ライフスタイルに合わせて、仕事部屋や趣味の部屋など、LDKと地続きの空間として色々な使い方ができるようにするため。住む人の意志によって部屋の機能が変わっていく面白さをガラスにすることで表現しています。また、どんな生活形態になっても機能するよう、あえて収納を1ヵ所にまとめて共有クローゼットにしてあります。夫婦それぞれの個室にしたり、お子様のお部屋にしたり、あるいはご夫婦二人で共有したり…と、ライフステージの変化に合わせて収納の機能も変えていただけるイメージです。
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今の時代、こういった中古マンション×リノベーションの案件は増えているのでしょうか?
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興味を持って見学に来られる方は増え続けています。
新築マンションは、価格が高騰しているだけでなく、平米数が狭くなってきているという事情もあります。そのため、自分たちの予算や好みに合わせて中古物件をアレンジし、“終の棲家”としていく選択が一つの大きなボリュームゾーンになっています。
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家を買うことが、新築一択ではなくなってきているんですね
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一次取得層(初めて家を買う層)の方でも、最初から選択肢に中古マンションを入れている方が
約半数にのぼるというデータもあります。家を売却して住み替える際も、立地さえ良ければ築年数に関係なく需要がありますので、資産価値を念頭に置いて中古リノベを選ばれる若い方も多いです。私たちは流通(不動産仲介)のネットワークもありますし、リノベーションの設計・施工、あるいは新築も含めて全方位でお手伝いが可能です。「このエリアで物件を探してリノベしたい」という方はもちろん、「今住んでいるマンションをリフォームして間取りを変えたい」という方のご相談にも対応しています。
玄関からLDKへの入口へとつづく廊下。マンションとは思えないゆとりある空間です。
コロナ禍の手洗い需要が住まいにも影響しています。玄関のすぐ近くに洗面室ではなく洗面台を設置するのは、トレンドの一つ。帰宅動線の先に洗面台があるのは定番の間取りです。
玄関の土間を広げて、さらにシューズインクローゼットを配置。見違えるほどに広い玄関に。
キッチンの向きを変えることで、LDKの閉塞感を軽減。LDKにつながりが生まれました。
部屋ごとに収納を付けるのではなく、2つの洋室の間に共有クローゼットを配置することで、洋室の使い方を自由に選べ、変化させられる空間に。
LDKと個室をガラス扉で仕切ることで、空間に開放感とつながりが生まれます。
